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ぼっけえ、きょうてえ [本]

友人お勧めの本。
話題にもなっていたし、作者の岩井志麻子自身をテレビで見たときに、
その個性に驚いていたので読んでみたいと思っていた。
短編小説が皆「ぼっけえ、きょうてえ」かった。
私などは声をなくしてしまう怖さだと思った。
どの作品の主人公もどちらが原因とも言えない、極貧と差別の嵐の中で生き抜いてきている。
その境遇を受け入れざるを得ない中で小さな希望を見つけてそれに縋って生きていくのだけど、
自分自身の中にも狂気という棘というのか芽生えてくるのを感じている。
それは特別な境遇にいる主人公たちだけではなく、彼女たちの息遣いがすぐそばでするような
そんな怖さが漂っていた。
少し昔の、貧しかった日本の頃として語られているが、設定の状況を少し変えれば現代にもありえそうだ。
そうなると人間の本質的な悲しい性(さが)を思うのである。
シンと音のない悲しさすら感じるのだった。

ぼっけえ、きょうてえ

ぼっけえ、きょうてえ


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